訪日観光客の動向

訪日外国人客が今後も日本旅行を選び続けるために

フライトスケジュール
近年急増した訪日外国人観光客ですが、そろそろピークを迎えるのでしょうか?今後のインバウンドビジネスの可能性と、これからも外国人観光客に日本を訪れてもらうために。訪日外国人の推移と今後のビジネス展開について。

急成長を続けるインバウンド事業

順調すぎて目標値を大きく変更

2016年に訪日外国人の数は2,400万人を突破し、2020年に2,000万人という政府の当初目標値を大きく前倒ししました。2015年時点で2,000万に迫る勢いだった訪日外国人の数を踏まえ、2016年3月末に行われた官邸での「観光ビジョン構想会議」では2020年4,000万人という目標が新たに設定されました。

インバウンド事業急成長の背景

政府機関による施策は強力な後押し

訪日外国人の増減については為替相場の変動など経済的要因に寄与する部分も大きいですが、ビザの発給条件も大きな要素となっています。2013年から東アジア、東南アジアの国々に対して大規模なビザ緩和政策を実施したところ、対象国からの訪日客が2倍以上に 増加したのです。日本政府はビザ発給条件の緩和や免税制度の拡充、民間企業と提携した訪日旅行プロモーションを多数実施しインバウンドビジネスの成長を強力に後押ししています。

インバウンド事業の成長はどこまで続くのか

いつかはピークを迎えるインバウンド事業

円安、ビザ発給条件の緩和政策、LCC(格安航空会社)の台頭などにより毎年右肩上がりに急成長してきたインバウンドビジネスですが、いつかはピークを迎えます。 爆買いのニュースでも話題になった中国人観光客ですが、中国政府は中国人の海外での爆買いを懸念し、国内消費を盛り上げようと関税の引き下げなどに取り組み始めています。 世界経済の状況、為替相場の変動など外的要因もインバウンド事業に大きく影響します。

インバウンド事業の可能性はいまだ未知数

訪日外国人がさらに増加する可能性は十分あり

2016年の訪日外国人の国内での消費額は3.7兆円にまで達しているのです。すでに人口が減少に転じた日本において、現在の経済規模を維持したいのであれば訪日外国人からの収入は大きな影響力を持ちます。 2016年には訪日外国人客の約4分の1を占める中国人640万人という人数は中国全人口約13.6億人の約0.5%にしか満たないのです。 2015年の外国人訪問者数では1位がフランス8,500万人で日本は16位の2,000万人となっています。

今後もインバウンド事業で大きな成果を得るために

顧客満足度の向上がカギ

世界人口的には今後も訪日外国人が増える可能性は十分にあるといえます、また今後はリピーターの獲得が重要な要素となってきます。為替相場など経済的要因に左右されずに訪日外国人を継続的に呼び込むためには、外国人目線に立ったサービスを提供することがリピーターの獲得に大変役立ちます。 Twitter,FaceBookなどSNSでの情報発信、SNSマーケティング。自社HPの多言語化なども大きな影響力を発揮します。現場とお客様がダイレクトにつながるインターネットメディアの活用はすでに大きな成果上げています。 訪日外国人の急増がいつかはピークを迎え、ピークの人数を維持できるのかどうかは、長期的目線に立った現場レベルでの地道な努力が功を奏するのではないでしょうか。

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インバウンドラボ編集部
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訪日外国人観光客向けに関するお役立ち情報などを総合的に紹介しています。マーケティング施策を考える時に参考になれば幸いです。