訪日インバウンド

台湾で販売されている日本旅行のガイドブックについて調べてみました

ガイドブック
ふとした時にアジア圏で利用されている日本旅行ガイドブックと国内で流通しているガイドブックに違いがあるのか気になりました。そこで今回は、台湾人に人気の日本旅行ガイドブックについて、台湾版「amazon」といわれるオンラインショッピングサイト「博客来」で調べてみました。

台湾人に人気の日本旅行ガイドブックランキング

博客来での売り上げランキング

日本の旅行ガイドを売り上げ順に並べてみると。
  • 1.原題:知識ゼロからの 神社入門
  • 2.編集部訳:京都在住の中国人9人が選ぶ 京都100選、ショッピング、グルメ、遊ぶ、泊まる、必ず行くべきところ
  • 3.集部訳:道に迷わず、1円も使わず、貧乏少年と行く大阪、神戸、奈良観光攻略
  • 4.原題:東京建築さんぽマップ 最新版
  • 編集部訳:るるぶ的京阪神観光情報誌
台湾では日本で出版された本の繁体語(台湾語)翻訳本も多数出版されているので、翻訳本と台湾オリジナルの本が混在するかたちになっています。  「博客來」HPランキングページへ

日本人に人気の中国旅行ガイドブックは?

地球のまよい方と揶揄されることもあるけど安定の上位ランクイン

日本の大手書籍チェーン店「ジュンク堂書店」オンラインストアでは売り上げ順の並べ替え機能がついているので、中国のガイドブックについて確認したところ、「地球の歩き方」が各エリアごとに上位にランクイン、エリアごとの刊行本の多さからも他を圧倒する形となりました。「地球の歩き方以」外では「ララチッタ」や「LOCAL NAVI」など地球の歩き方よりはコンパクトで短期旅行の女子受けがよさそうなガイドブックがランクイン。個人的には予想通りの結果となっていました。台湾の旅行ガイドで並べ替えると、「地球の歩き方」は3位でしたが、他も台湾旅行に携帯するような内容のガイドブックとなっています。

西高東低の傾向が見えてきた

台湾人に人気の日本旅行ガイドブックランキング

1位の「知識ゼロからの 神社入門」はガイドブックというよりも神社についての解説本です。日本旅行全般に関するガイドブックというよりマニアックな本が上位にランキングしていました。3位の「不多走冤枉路!……」は若い個人旅行者増加の表れでしょうか。そして全体として東京よりも関西方面の需要が高いようです。
2017年訪日外国人観光客の利用空港と訪問地は一極集中ではなく、東京(成田、羽田)と関西(関空)で人気を2分していますし、中華圏と直行便のあるLCCは東京、関空ともに多数就航しています。ヨーロッパ方面に関して直行便の多さでは依然東京が空の玄関ですがアジア方面、特に中国に関しては関空からの新規就航、増便が著しく今後はアジア圏からの訪日旅行者は東京よりも関空が空の玄関になりそうな気配です。
ガイドブックといえば旅行に携帯したり、出発前の情報収集ツールとして調べものをしたりといった用途で利用するものを想像していましたが、「博客来」での売り上げランキングは個人的には予想外の結果となりました。とはいえ、過去の日本を見ても団体ツアー流行の後に個人旅行者が増加したように、数年後には地球の歩き方のような個人旅行者に人気のガイドブック需要が増えるかもしれません。

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訪日外国人観光客向けに関するお役立ち情報などを総合的に紹介しています。マーケティング施策を考える時に参考になれば幸いです。