訪日インバウンド

1日約1,000万人が利用する上海地下鉄デジタルサイネージの広告料金

上海
インバウンドビジネスに関わる事業や中国国内での販路拡大のために中国人に向けた広告出稿をしたいと考えた時、地域性、属性を絞り、数多くの人に何度も目に留めてもらえる可能性のある費用対効果の大きいと思われる交通広告について、1日の利用客が約1,000万人を超える中国上海の地下鉄におけるデジタルサイネージ(電子看板)の広告料金などについてご紹介したいと思います。

上海地下鉄の広告事情

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デジタルサイネージ(電子看板)広告

上海の地下鉄ホームに降り立つと壁一面にデジタルサイネージ広告が展開されています、駅構内の通路もデジタルサイネージ広告です。駅構内の看板や電車内のモニター、街頭の大型モニターなどで目にすることの多い、広告の新しい手法であるデジタルサイネージ(電子看板)は従来のポスターのように貼りかえる手間も不要で内容更新が容易であることから全世界で急速に普及がすすみ、中国の広告市場においても広く活用されています。

広告の規格

12封灯箱(12-Sheet Lightbox)は中国では一般的に地下鉄広告を指す言葉として使われています。本来の意味は規格を表すことばで、3メートル×1.5メートルの電子看板の規格であり、6、24、48封超灯箱などいくつかのサイズが用意されています。

広告料金

価格は駅ごとに「S」「A++」「A」の3ランクに分類されそれぞれ料金はこのようになっております。
  • 掲載期間=4週間
  • サイズ=12封灯箱(3m×1.5m)
  • 制作費=1,000元(1枚)(¥16,000 1元16円で計算)

  • Sランクの駅
  • 掲載費=10,8000元(¥1,728,000 1元16円で計算)

  • AA+ランクの駅
  • 掲載費=78,000元(¥1,248,000 1元16円で計算)

  • Aランクの駅
  • 掲載費=38,0000元(¥608,000 1元16円で計算)

広告料金はこちらからご確認いただけます。上海地铁灯箱广告2016年报价表⇒料金表を見る

広告代理店

北京、上海など8つの都市の地下鉄広告はフランスを代表する広告代理店であるジーセードコー(JCDecaux)と各都市の地下鉄会社の合弁会社が運営しています。上海の地下鉄広告は上海Shentongとジーセードコーの合弁会社である「上海申通地下鉄株式有限会社」(Shanghai Shentong Metro Co., Ltd.)の運営となり、上海地下鉄の13路線、349駅で15,000以上の広告を手掛けています。

広告収入

中国産業情報ネットワーク(中国产业信息网)が発表した《2014―2019年の中国の地下鉄広告の市場の調査研究投資展望レポート》によると、中国の地下鉄広告の収入は2009年の2.2億ドルから2013年には5.8億ドルまで増加し、2018年までには38.4億ドルに達すると予想しています。

どんな企業が出稿してるの?

アジア最大のショッピングWebサイト「淘宝(タオバオ)」や中国最大規模のオンライン決済サービスAlipay(アリペイ)などに並んで、adidas、TOYOTA、LINE、キリン 午後の紅茶など、日本企業や海外企業からも多く見受けられます。VPNの接続を設定するなどしないと中国からはアクセスできないLINEですが、大々的に広告を打っています。

まとめ

中国人のマーケットに向けて広告を出稿したいとき、まず思いつくのはネット広告ですが広告媒体や種類も多いネット広告は出稿先の絞り込みに悩むのではないでしょうか、交通広告はターゲットの絞り込みも可能ですし、日本人にも当てはまると思いますが中国人は知名度の高い商品にある種の安心感、親近感を覚えます、全14路線の1日の利用客が1,000万人を超える上海の地下鉄に広告を出稿することは、知名度向上の効果は期待できると考えられます、予算が許すのであれば中国の交通広告への出稿は一考の価値があるのではないでしょうか。

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インバウンドラボ編集部
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訪日外国人観光客向けに関するお役立ち情報などを総合的に紹介しています。マーケティング施策を考える時に参考になれば幸いです。